何も終息していない

昨日は帰宅途中で久しぶりにKさん宅に寄った。Kさんは八郷の有機農家である。3月の原発事故以来、会う度に原発問題と放射能の話ばかりしておられる。

Kさん達は、農家と言ってもまとめてJAに出すのではない。一軒ずつ顧客を開拓して、直接販売している。流通業者をヌキにする分、丁寧に手を掛けた作物を多品目少量供給出来るそうだ。

消費者にとって、中身を選べない定期便で野菜を買うのは、結構面倒で不便だ。そういう買い方を受け入れてくれるのは、食に対して真面目な、意識の高い家庭である。だから、放射能に対しても敏感で、どこでも2~3割の家が
止めた、と言う。

まだ就農したばかりの若い一人は、既に就職先を探しているとか。

Kさんは有機農家の出資を募って、海外のツテから、放射能測定器を取り寄せ、各々計測を始めた。今のところ、ほとんど検出されない。離れていくのは、いわゆる「風評被害」なのである。

原発は巨大な暴力だ、とKさんは溜息をついた。

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