エッシャー展が水戸にいる。行かねばなるまい。

で、今日の午後に茨城近代美術館へ。エッシャーって、リトグラフの人だと思っていた。でも最初は木版画を学んだそうだ。とても繊細な、木版離れした木版画作品だった。彫る工程がお好きだった様子。作品数としては、木版が最も多いんじゃないだろうか?

木版に、板目木版と木口木版があると言うのを、初めて知った。

板目は木のタテ方向、木口はヨコ方向に切った板を使う、と館内のおネエさんが説明してくれた。

でも、そんな単純な話では無いのかも。

ヨーロッパの美術工芸の技法は、当然ながら日本に広まっていないモノが多いらしい。

高度な木版技法は、繊細な表現をするために、下ごしらえに手を掛けるとか、補強の処理をするんじゃないだろうか?

エッシャーの木版画の繊細さは、器用さ勤勉さ、性格などの本人の資質だけによるものとは、思えない。

作品の向こう側にある、未知の技法やその歴史についての解説があれば、どれだけ展示の意味が違ってくるだろう。

とは言え、スケッチも繊細。風景、建物、木々、それぞれが清潔で美しかった。だまし絵以前に、エッシャーの表現力はステキだ。

やっぱ、美術展には、足を運ばねばならない・・・。





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