藍染めのナゾ!

日本国内で有名な藍染め方法では、タデ科の藍草を使う。刈り取って乾燥させ、積み上げて水をかけ、発酵させて蒅(スクモ)を作る。これをアルカリ液に溶かし、保温しながら発酵させて建てる。

藍の染料植物は他にもあるが、タデアイは、色素の含有量が少ない。蒅にすると、含有量が上がる、という記述を読んだ記憶があり、ずっと不思議だったのだ。

なんで発酵させると含有量が上がるの?

最近になって気付いた。自然農法で、肥料を使わず作物が育つのは、微生物の働きによるものだ言われる。

作物にエサを与えるのではなく、
作物のエサを生成してくれる微生物に、
エサを与えるのでアル。
それには、青草などが良いが、
枯草もヌカも良く食べる。

この点を踏まえると、蒅作りで発酵させるのは、タデアイの草としての成分を、微生物に食わせている事になる。

染料としての不純物を喜んで食べてくれ、色素分は、食べないで残してくれる。結果として、乾燥葉よりも色素の含有割合が高まる理屈だ。

蒅で染める際、発酵させずに建てる方法も知られている。
色素の含有率を高める目的なら、染める時まで発酵させる理由は、何だろうか?どんな必要があるんだろう?

今の私に思い付くのは、更に発酵させて、不純物を消費させる位だけれど。古式の灰汁建てで染めた物は、確かに冴えた青だった。余計な物を、極力、微生物に食わせた結果、とも思える。

藍は、古来から残る庶民的な天然染料である。保存した乾燥葉を使って、キツい薬品を使わずに、手軽に染める方法が、きっとあるはずだと思う。

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