化学染料・化学繊維(「貴婦人と一角獣」その3)

化学染料は19世紀半ばに発明された。産業革命の頃である。初期の色は、不安定で褪色が早かったそうだ。
このタペストリがゴブラン製作所で修復されたのが1889-1892年なので、まだ技術的に未成熟な材料だったのだろう。

化学染料が、悪いとは思わない。私は化学染料の手軽さが大好きダ。ついでに、化学繊維の強さと経済性が大好きだ。

しかし、今の化学染料で染めて、26世紀にその色が残っているだろうか?
繊維の方は、少なくともナイロンは、未だに耐光堅牢度は低い。ウレタンも劣化が早い、アセテートもたぶんダメ。アクリルとポリエステルは・・・?

などと考えていると、作品作りに化学染料、化学繊維を使っている自分の浅はかさを思わずにいられない。(何百年経っても人が見てくれるほどの作品かどうか、はともかく!)

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