どんな手織機を使いますか?

卓上手織機
私が手織り教室で使っている機は、リジッド機、あるいはタビールームと呼ばれる卓上機である。

初めてこの機を写真で見た時は、子供のオモチャだと思ったし、織物をする知人も、そう言っていた。

しかし後で改めて見直し、とても優れた織機だと気付いた。扱いが易しく、かなり長い物が織れる、軽くて車に積んで持ち運び可能、価格も手頃なのだ。

それでも、本格的な手織り機とは、足踏み式の「高機」だと思っている人が多い。高機を教える教室の方が格上だ、と思われるらしい。

手織機なんて何だって良いじゃん、と思う。

どんな機を使っても、使う糸の質感と、配色と、織り手の技量によって、名作にもなればクズにもなる。画用紙に鉛筆1本でも、名画が描けるのと同じ理屈ではないか。

勿論、鉛筆だって、ステッドラーやハイユニが良いけれど、良い絵を生むのは、良い鉛筆ではないだろう。同様に、良い織物を生むのは、作り手の頭脳と手の働きなのである。それさえ鍛えられたら、どんな織機でも良いはず。私の教室では、それを実現したいのダ。

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この記事へのコメント

トランプ
2012年08月13日 23:13
御無沙汰してました。

正解正解、、大正解ですよ。
道具は道具、織り機は織り機、、
何を使おうが、、その人の感性と手が作り出すもの、作るもの。
描き出すもの、描くものですよ。
2012年08月14日 00:46
トランプさま
メールをありがとうございました。
糸を扱うのは、絵の具を扱うよりは、難しいのかも知れません。自分はもう慣れてしまって、何とも思わずやっていた作業が、初めての人には、なかなか出来ないのは、新鮮です。ここから作品作りという所まで、どうやって引っ張って行くか、これからずっと取り組んでいく課題ですね。

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